ブレーキパッドの交換とブレーキキャリパーメンテナンス
- 2020.10.31
- WAVE125i WAVE125i ブレーキ メンテナンス
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タイカブwave125のブレーキパッドを交換する
少し前からパッドが減ってきたと気になり始めてからかなり立つ。いかんな。
なんとなくハンドルが「ぶれている」気がしたから、ブレーキパッドとは関係ないと思うけど、この機会に交換することにした。
前回交換したのはいつだろうと遡ると
2018/12/23 33635km時点だった
で今回は
2020/10/29 46497km
ということはおおよそ2年と13000キロ走行くらいで交換となった。
確かその前も2年くらいでの交換だったから私の走行スタイルでは、この先もこの感じで摩耗していくのだろう。

まずは定番でパッドの面取り。このパッドはこの間やったリアのブレーキシューと違い結構固くて削れた感が全然ない。とりあえずエッジを取り除き左右の角を斜めになるイメージでペーパーを当てた。
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フロントホイールをを外す

まずはフロントタイヤを外す19ミリと14ミリのレンチを用意する。
19ミリ側のナットが外れたら14ミリ側に引き抜く。この棒はアクスルシャフトという。
引っこ抜くとタイヤが外れるはずだけど、ブレーキローターなどが引っかかっていて急に「がこん」と落ちるかもしれないので注意すること。
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ブレーキキャリパーを外す

まずはこの状態でスライドピンを外す。
スライドピンを外すには画像のボルトを8㎜のレンチで外す。
この部品を外すとブレーキパッドが外れる。パッドのがたつき防止のためのプレートが奥にいるので入る向きや場所などを覚えておくといい。パッドを外した直後にはくっついていても作業しているとポロリと外れることがあり、あとで付ける向きが分からず調べたりする時間がもったいない。


キャリパーは特に固定されていないので引っ張れば外れる。
せっかく外したしこのまま戻すとダストシールなども痛める可能性があるので清掃していきます。
今回は油汚れ等もなくシールの破損もなさそうなので分解はせずに清掃だけで行きたいと思います。
ギリギリのところまで清掃するために清掃前に1回ブレーキレバーを握り少しだけピストンを出しました。ピストンが脱落しないように細心の注意が必要です。ここでピストンが脱落すると大惨事です。フルードの洗浄してカウル類を外してフルードの補充、エア抜き等を行わなければならず、作業時間と体力が大幅に奪われます。
この機会にブレーキフルードを交換したいという人は良いと思いますが、ピストンからジャバーじゃなくてちゃんとした手順を踏んだほうが後片付けなど余計な手間はかかりません。あとシール類も交換するためにリペアキット等準備したほうが良いと思います。
ブレーキキャリパーのメンテナンス
まずはパーツクリーナーを吹きかけてみます。
変化なし。
次は洗剤を付けてブラッシング
変化なし・・・・
かなり頑固にこびりついているようです。
真鍮ブラシなどでこすり落とすのが定番ですが今回は手元になかったのでスチールウールでこそぎ落としました。
裏側はスチールウールを伸ばしてこより状にして磨きました。狭いので少ししかストロークできず時間がかかりましたがすっきりしました。

こういうツールがあるとピストンをぐるりと回転させて裏側の清掃ができるらしいです。私は持っていません。
ここまできれいになりましたが一部腐食?なのかスチールウールでも落とせない部分がありましたが、特に影響がなさそうだったので適当なところでやめました。

ピストンを戻します。
スチールウールのカスなどが残っているとダストシールを痛める事に繋がりかねないのでよく洗い流します。エアブローなどがあれば尚良いです。
ピストンを戻します。キャリパーやピストンを傷つけないようにウェスを当てたり古いブレーキパッドを挟んでウォーターポンププライヤー等の大きいペンチで挟んで戻します。
こんな専用ツールもありますいろいろ傷つける心配や手間が減り良いかもしれない。

スライドピンも汚れか錆がべったり

先ほどのスチールウールでしこしこ磨いてここまできれいにしました。

ブレーキパッド新旧比較(笑)
ちなみに純正の品番は06455-KWB-601
パッドはこれでいいと思う。(けど未確認です)
溝がなくなったら交換と前回書いた気がするがとっくに無くなっていた。
ベースまで到達していなかったからそこは良かった。探せば安く手に入るからもっと早めの交換を心がけようと思う(と、毎回言っている)

厚みの比較。全然違う。当たり前か。当たり前だね。

逆の順序で組み立てていく。
前から向かって右側にメーターギア、左にカラーがあるので忘れない。
メーターギアにはフロントフォークに回り止めがついているので、ギア側の溝を合わせる。

ホイールを組んでカラーとメーターギアとフォークの穴位置を合わせてアクスルシャフトを差し込むピッタリ穴があっていればすんなり入るけど、少しずれているときはトントンと軽くたたきながらホイールを前後左右に揺らすと穴が合った時にスルンと入る。
全部組めたら緩めたボルトナットがちゃんと締まっているか確認すること。

自分が使っているウエス
濡れても破けにくいワイプオール。自転車のメンテなどでも重宝しています。
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