ベアリング交換は難しい。
- 2023.04.30
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前回ベアリングがダメダメで応急処置だけした状態で終わった。
週末に作業すべくベアリングを調達。

WAVE125iにはフロントで2個必要です。
通販で買う際には小さいものなので、個数と送料などいろいろ計算して安いところで買うといいでしょう。
ベアリングのサイズは規格がありWAVE125iのフロントは6201UUとなっており
6201は内径12mm 外径32mm 厚み10 両側接触シール となります
NTNでは6201LLUが互換だと思われる(違ってたらごめんなさい)
検索したところ、ベアリングの取り外しにはアンカーボルトを使う人が多数いた。
どんなものかとホームセンターに買いに行った。

ベアリングの内径に合わせて12㎜

先日の応急処置でグリスを入れたがシールが劣化しているようで漏れ出している。

ほんとならナットカラーやソケットを入れて、ベアリングの深さとアンカーの突き出しを合わせてナットで微調整したらよかったがそこまで知識がなくそのまま打ち込んだ。

アンカーのシャフトの打ち込みを何度か行いようやく食いついて外れた。
外してびっくり

なんじゃこりゃー
中のカラーがエイリアン。
錆なのかなんなのかよくわからないものがこびりついてる。
ごりごり削り落した。

ベアリングの受けもきれいに清掃した。
このあと画像がないが大変だった。
まずは上の画像側からベアリングを打ち込む。
古いベアリングをあてがいハンマーで叩く。
コンコンからキンッって音に変わるからそこでやめる。
問題は反対側
先ほどのエイリアンディスタンスカラーを入れてからベアリングをかぶせる。
またまた古いベアリングを当ててコンコン叩いていく。
カラーがグラグラでセンターが難しい。
ネットの情報によると、カラーを両サイドのベアリングのインナーが接触しがたつきがなくる程度まで圧入し、片側のインナーを軽く回転させたときに反対側も供回りするくらいに打ち込むべし!って書いてあった。
カラーのずれを直しながらベアリングを打ち込む。
あまり強くするとよくないけどあてがったベアリングもずれるし位置合わせが大変。
なかなか進まないのでちょっと強めに叩いたら急に押し込まれた。
ベアリングのシールが少し変形し、カラーが動かないほど圧入されてしまった。
しまったー
さっきのアンカーをもう一度どうにかこうにか分解して再使用。
今度はなかなか食いつかない。
再使用は不向きなようだ。
何度も繰り返しているうちにようやく抜けた。
今度は怖くなりカラーに少しガタがあるくらいでやめてしまった。
これではアクスルシャフトをナットで締めた時にインナーだけ押し付けられて負担が大きくなる。
ちょっと迷った末に専用工具を買うことにした。
これと
これ。
これがあればベアリングが簡単に抜ける。失敗してもやり直しは簡単だ。
そして打ち込みもハンドルシャフトがあるから指をたたく心配もない。
初めからコチラを入手すればよかったよ。
気になるから早いうちにやり直そう。
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