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このところの燃費悪化対策の流れでオイルに目を向けてみる。
前回はヤマルーブの10w-40をいれた。それが固すぎたのかな?と気になってしまい、1000kmほど走行したので、まだヤマルーブがたっぷり残っているけどG1を購入してみた。
なんといっても定番中の定番G1オイルがリニューアルした。なんと13年ぶりだそうだ。
13年前のリニューアルがどういったものだったのか全く知らない。
今まで10w-30の鉱物油だったのが5w-30の部分合成油に進化した。
粘度が低くなったからシャバシャバかと思ったけど、そんなことはなくトローッとしている。
色味は思ったより透明。
鉱物油の茶色っぽい飴色を想像していたけどこれも今までのG1とは違っていた。
そこで
G1の規格はMAで部分化学合成油?
API規格:SL JASO規格:MA
SAE規格:5W-30 油種:部分化学合成油
JASO?
JASO規格とは、日本自動車規格(Japanese Automobile Standards Organization)によって定められたエンジンオイルの規格です。動摩擦維持指数(DFI)、静摩擦維持特性(SFI)、制動時間指数(STI)を測定し、基準指数内ならMA、基準指数以外ならMBとなります。MBは低摩擦特性に優れた車両向けです。また、2006年には新たにMA1とMA2の規格が追加されました。
日本の自動車の規格については、日本工業標準調査会(JISC)から、自動車技術会が原案審議団体として指定されています。そのため、JISO規格はバイクのエンジンオイル規格だけでなく、自動車全般に及ぶ広い範囲をカバーしているのです。そのなかでも広く活用されているのが、エンジンオイルのJASO規格で、FA・FB・FC・FDと4種類あります。規格には2サイクルガソリン機関潤滑油規格、二輪自動車4サイクルガソリンエンジン油規格、自動車用ディーゼル機関潤滑油規格と、四輪・二輪・ディーゼルのガソリンエンジンでそれぞれ分かれています。
今までは販売されているガソリンオイルの明確な規定がなく、粗悪品も売られていましたが、1994年7月1日にJASO規格の運用が開始され、独自の品質基準を定めることにより、オイルに関するトラブルも少なくなりました。
JASO規格の分類
【自動二輪車4サイクルエンジン油規格】自動二輪車4サイクルエンジン油規格のJASO規格では、大きく分けてMAとMBの2種類があり、さらにMAにはMA1とMA2の2つに分かれます。
二輪の場合は四輪に比べてエンジンオイルにかかる負荷が高く、過酷な条件があるため、高いエンジン回転数と急激な加減速にも耐えられるように作られています。ミッションの保護性やクラッチとの相性も問われ、四輪のグレードだけでは区別することができません。四輪の場合は低粘度のオイルが一般的ですが、二輪の場合は専用の規格表示が必要となり、1998年にJASO規格によりMAとMBのグレードが誕生しました。
どちらかが劣るというわけではなく、二輪により使い分けがされています。指定されているオイルの規格以外のものを使用すると、クラッチやトランスミッションに支障をきたすことがありますので、必ず指定のオイルを使用しましょう。
MA 高い摩擦特性を持っているのが特長で、せん断安定性が高く、MT車に使用されている MA2 MAの摩擦特性の範囲で粘度を高めにしたもので、MA2と指定されている車種は必ずこれを使用する MA1 MAの摩擦特性の範囲内で粘度を低めにしたもので、MA1と指定されている車種はこれを必ず使用する MB 摩擦特性が低く、スクーターに使用されることが多い ガソリンオイルに記載してあるJASO規格は、車種に適したガソリンオイルを選ぶ際の基準となります。選ぶ際には価格や見た目だけで判断するのではなく、JASO規格をしっかり確認し、どのような特徴を持ったオイルなのかを調べるようにしましょう。
引用元:JASO規格について
鉱物油と部分合成油?
化学合成油
原油に高度で複雑な過程を施して精製し、不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイルを「化学合成油」または「100%化学合成油」と言います。寒い時期でもエンジンの始動性が良く、耐熱性も高いのでオイルの劣化がしにくい上に、蒸発性も低いのでオイルがムダに蒸発することがないのも特徴です。高性能、高品質ゆえに値段が高く、車をレースに使用する人かよほどの車好きな人でないと使用するには躊躇してしまう高級オイルでもあります。
部分合成油
部分合成油は鉱物油と化学合成油の混合オイルです。その成分のほとんどは鉱物油ですが、鉱物油の特徴である酸化が早く劣化しやすい点や低温始動時など、鉱物油が苦手とする部分を化学合成油の成分で補うよう設計されています。部分化学合成油の中の化学合成油の配合は20%以上と決められており、化学合成油の性能にどれだけ近づくことができるかが部分合成油のポイントとなります。値段は化学合成油ほどではありませんが、毎日長距離走行する車や、高速道路に乗る機会が多い車におすすめのベースオイルです。
鉱物油
鉱物油は原油を蒸留して精製された昔ながらのエンジンオイルです。現在、一般的に一番普及しているベースオイルで価格が安い分、耐熱性能や酸化に弱いのが特徴です。化学合成油に比べると分子構造にばらつきが多く、エンジンの始動性や燃費、維持などは劣りますが、こまめに交換すればなんの支障もなく走行できるレベルの品質は維持されています。
引用元:車のオイルで使用する化学合成油と鉱物油の違いとは
というわけでG1は低温での始動性、耐久性ともに進化しているのです。
以前のG1=鉱物油・10w-30に対して、新型G1部分合成油・5w-30を使っていいのか?という疑問がわきますが、メーカー曰く「以前のG1指定の車両にも対応できるよう開発しているので問題ない」との見解です。
前回入れたヤマルーブ プレミアムシンセティック
これはこれでいいのだけれど非力でそれほど油温の上がらない原付2種では、冬以外のスリーシーズン用と思ったらいいかもしれない。
1000㎞弱走って交換。もったいないけど。
それにしても真っ黒!これってもしかしてオイルの洗浄効果でケース内の汚れが落ちたのかな?
それならうれしいことこの上ない。結果的にヤマルーブでフラッシング、なんと贅沢。
乳化!
相変わらず乳化がひどい。でもオイルがカフェオレじゃないからこれくらいは目をつむる。
この時期はしかたない。ケース内の熱でできた水蒸気が上のほうにたまって、エンジン切って冷えた時に結露する。
気になる燃費は
ガーン・・・。
まったく変化なし。
そうかい、そうかい。オイルの粘度はそこまで影響しないってことなのかな?
でも1回の使用量が少ない小排気量車で4リッターオイルを買うと、開封したまま長期保存することになるので1リッター缶なら新鮮なオイルを使えるからいいかもと思いました。
進化したG1は部分合成油となり低温始動性能や耐久性がアップしてさらに安心感が増したオイル。
通勤車にもベストマッチともいえる安心の指定オイルでしょう。
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